英国パブリックスクール発祥の気取らないお菓子、イートンメス

カフェとおやつ

関東ではそろそろ初夏の空気でしょうか。私の住む岩手もようやく桜の季節を迎え、田んぼに水が入り始めました。

そんな軽やかな季節にピッタリのお菓子を、お気に入りの「れんげ喫茶店」で頂いてきました。

イートン・メス

グラスに盛られてやって来たのがこちら。イギリスの伝統的なお菓子、イートンメスです。

グラスの中身は、いちご、生クリーム、メレンゲ、アイスクリーム。これをわしゃわしゃとかき混ぜて食べるのが、このお菓子の食べ方。

”イートン”はイギリスで過去20人もの首相を出した男子全寮制のパブリックスクール「イートン・カレッジ」のこと。

”メス”は、皿に盛られた、ぐちゃぐちゃにした、混ぜ合わせた、などを意味し、名前の通り、イートン・カレッジの売店で、アイスクリームやクリームの中にいちごなどを混ぜ、提供されていたそうです。

お行儀のよい男の子達がこんな可愛いデザートを頬張っていたのか…なんて思うと、妙な扉が開いちゃいそうなのでいったん閉めて、お菓子の話に戻りましょう。

横から見るとメレンゲやクリームがみっしり。こぼれないように上の方から慎重にスプーンを入れていき、いちごとメレンゲ、クリームを頬張る!んー!おいしい!!

甘酸っぱい旬のいちご、サクサクのメレンゲ、とろりとしたクリームが一緒になって、サクサク、とろ~り、きゅん。時折ひんやりとしたバニラアイスがこれまたおいしくて、はぁ…良い。

イギリス本国ではやや、ねちっとしたメレンゲが人気だそうですが、れんげ喫茶店のメレンゲは、ガッツリ焼き込んだサクサク系。ちょっと歯を当てるだけでサクっと小気味よく崩れ、シュワっと溶けます。これがクリームに合うのなんの。

厚みのあるグラスなので、ぐるぐると雑に混ぜても大丈夫。子どものように気取らずスプーンを突っ込んで食べるお菓子っていいですね。

イギリスのお菓子ということで、この日はアイスロイヤルミルクティーをお供に。そろそろ冷たい飲み物やデザートが恋しくなりますね。

イートンメス。軽やかなメレンゲに心までウキウキと軽くなる、春から夏にかけて食べたくなる可愛らしいお菓子でした。