大雪の先週と変わって穏やかな週末。車を走らせたのは県南地域。北上のフォルダCafeに行ってきました。お目当てはもちろん新作のパフェ。
りんごのローズパフェ

グラスに咲く一輪の赤い薔薇。こちらのパフェは運ばれてくると、いつもときめきます。なんて美しい…。

構成は上から
江刺産紅玉コンポートのバラ
ホイップクリーム
キャラメルソース
バニラアイス
江刺産サンふじ
クラッシュパイ
江刺産紅玉ジャム
くるみ
チョコアイス
ホイップクリーム
江刺産サンふじ
江刺りんごと言えば岩手県南地域のブランドりんご。地元、高橋農園さんの蜜たっぷりのりんごを使ったパフェです。
まずはグラスのふちを飾る江刺産サンふじを一口。しゃきっとした食感と瑞々しさが広がります。ああ、やっぱり旬の果物は良いですねぇ。わずかに振られたシナモンがりんごの酸を引き立てます。
そして何といっても目をひく、薔薇を模した江刺産紅玉のコンポート。幾重にも重ねられたりんごの花びら。その清楚な佇まいにうっとりします。食べるのがもったいなくて、しばしフォークが泳いでしまう。
紅玉ならではの酸味が効いたコンポートは甘過ぎず、果肉もしっかりとした食感で、ホイップとの相性はばっちり。
バニラアイスにかかっているキャラメルソースは、焦がしキャラメルに近い香ばしさ。そこにクラッシュパイですもの、キャラメルアップルパイのバニラアイス添え。文句なしのおいしさ!!

たっぷり入った紅玉のジャムは、見た目の美しさのみならず、アイスやキャラメルの甘さを、きゅきゅっと引き締めてくれます。
次いでチョコアイスとくるみ。間違いない組み合わせですが、手前のりんごのジャムを合わせることで、すくうたびに味が変わる。混ぜることで味の変化を味わうのもパフェの愉しみの一つ。
さて、ふんわりホイップを抜けた一番下、締めを飾るのは角切りの江刺産サンふじ。ゴロゴロとたくさん入っているのが嬉しいですね。
さすが、国内生産量ナンバーワンの品種サンふじ。りんごと聞いて思い浮かべる甘さと酸味、そしてシャキッとした食感。これは生で食べるのが最高。瑞々しくキリリとしたりんごのおいしさを堪能します。

岩手県は青森、長野に次いで、実は全国3位のりんご産地なのですが、こうして地元でつくられた旬の果物をふんだんに使ったデザートを県なのお店で頂けるのはとても贅沢だなぁと感じます。
蜜たっぷり、しゃきっと美味しいりんごを余すことなく楽しめる、とても美しくおいしい素敵なパフェでした。