カカオサンパカ/ハイカカオニブス ブランコ

チョコレビュー

前回の記事に引き続き、本日もカカオサンパカのチョコレートのレビューです。

「カカオサンパカ」は、スペイン最大のカカオ豆の輸入・チョコレート原材料の製造会社「Nederland(ネダーランド)」グループの子会社として、1999年バルセロナに誕生したショコラトリー。

サンパカのホワイトはどんな感じか?とても楽しみです。

ハイカカオニブス ブランコ

漆黒のパッケージから現れたのはカカオニブ(カカオ豆を砕いたもの)ぎっしりのホワイトチョコレート。

色はかなり白に近いクリーム色。やわらかなミルクの香りが漂います。ぽくりと割るとニブが散るので要注意。ニブのロースト香りもほんのり。

ホワイトチョコレートの面を舌に乗せてみます。さらりとしたテクスチャを感じるとすぐにニブの層。ここは、ガリガリ噛んで食べるのが一番。

ニブを噛む度、ドライウッド、マカダミアナッツのような香ばしさがふわりと広がり、さらさら流れるミルクとナッツの軽やかなハーモニーが、おはよう、という気持ちにしてくれる。

ニブのほろ苦さがホワイトチョコレートの甘みを引き出し、まるでホワイトチョコムース。穏やかな甘い余韻が、しなやかに消えゆく清々しさ。

カカオの香りで目覚める素晴らしい朝の一枚と感じました。美しい余韻のホワイトチョコレートです。